SFゴシックロマン「恒星記」01からの続き(p21〜p40)です。加賀が偶然手に入れた金属板を巡って、少年光輝を撃った男や、古書「恒星記」に記述のある異様なものたちが登場。物語は急展開します。
恒星記02ここまで。恒星記03につづく。
復活した少年光輝と加賀宏は二度目の遭遇。この漫画には固定電話や公衆電話がアイテムとして頻繁に登場します。当時はスマホも携帯もない時代。インターネットもまだ広まっていません。連絡手段は電話が主で、カード式の公衆電話がそれこそ自動販売機並みに街のいたるところに配置されていました。SFなので、物理学の理論や最新の宇宙論(当時)も取り入れましたが、ハードSFにせず、ゴシックロマン(幽霊譚などの非科学的な物語)を融合させました。構想の最初は20pの短編にする予定だったのですが、構想がどんどん膨らんで、長編の内容になってしまいました。結果的に、それでよかったと思っています。
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