1978年作品。「ラオコーン」という彫刻を題材にして描かれた有名な同タイトルの芸術論を読んで、そうじゃないよなあ、と思って描いた作品です。でも、周囲の人は誰一人としてその芸術論の本を読んだことがないらしくて、本作がその芸術論に対するアンチテーゼだという事は気づかれませんでした(笑)。本作の意気込みは別として、「ジッポの道」と同じ世界観で異なる物語を描けたのは楽しかったですね。こういう、人間と非人間が混じる物語は大好きです。堅苦しいことは抜きにして、純粋に楽しめるオハナシとして作りましたので、お気軽にお楽しみください。
ラオコーン、ここまでです。最後のページは原稿がなぜだか紛失してしまい、同人誌「カルマえか」からスキャンして、デジタル原稿としました。
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