SFゴシックロマン「恒星記」03からの続きです。機械的に20pずつ区切って掲載していますが、いまのところ(たまたま)わりといい感じで区切れています。このあたりから、加賀宏が、自分の意志で積極的に動き始めます。
恒星記04ここまで。恒星記05につづく。
カードの数値として登場する微細構造定数の値は無次元量、すなわち単位のつかない物理量です。ただし、SI(国際標準単位系)で測った電気素量の値は本質的な単位の決め方ではないので、その値を代入してもこの値になりません。より本質的な電荷の単位を使って計算した場合に、漫画にあるような無次元量となります。無次元量は宇宙の科学文明が(われわれのもの以外に)複数ある場合にも、科学文明の違いを超える共通の数となります。漫画の中では、物語の本筋に関係しないので、あまり深入りせず、詳しく説明していませんが・・・では、また、次の恒星記05で。
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